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第2回「日本モンゴル映画祭」大阪でも開催へ——モンゴルを五感で体感する極上7作品を1週間限定上映
モンゴル映画を通じて日本とモンゴルの「知られざる今」をつなぐ「第2回 日本モンゴル映画祭」が、2026年6月6日(土)より大阪・第七藝術劇場にて1週間限定で開催される。
第2回のテーマは「五感で楽しむモンゴル旅」。
清朝支配下の時代から現代まで、大草原や都市に生きる人びとのリアルを映像・音楽・息遣いで感じる珠玉の7作品が上映される。
第1回の大好評を受け、東京・横浜から大阪へ
2025年3月に新宿K’s cinemaで第1回が開催された「日本モンゴル映画祭」。
これまで、モンゴル映画が日本で継続的に紹介される場はほとんどなく、同映画祭は両国をつなぐ貴重な文化的架け橋として好評を博した。
日本人がモンゴルに対して抱くイメージは、「草原」「馬」「相撲」といった画一的なものにとどまりがちであるのではないだろうか。
一方のモンゴルでは、アニメや映画、音楽など日本カルチャーへの関心が高く、首都ウランバートルを中心にヒップホップや映画、文学など独自のカルチャーシーンが急速に成長しているという。
本映画祭はそのギャップを埋めるべく誕生した。
第2回は2026年3月14日(土)に新宿K’s cinemaを皮切りにスタート。横浜シネマリンへの巡回を経て、今回いよいよ大阪・十三の名物ミニシアター「第七藝術劇場」での上映が実現する。
「草原・馬・相撲」だけじゃない——本当のモンゴルを届けたい
日本とモンゴルは同じ北東アジアに位置し、大自然に宿る神を敬う精神や、映画・音楽など独自のカルチャーが盛んに生まれている点など、意外にも多くの共通点を持つ国同士として知られている。
しかし、現状日本で手に入るモンゴルの情報は限られており、多くの人が抱くイメージはいまだ「草原」「馬」「相撲」の三点にとどまっているのではないだろうか。
一方モンゴル側では、日本のアニメ・映画・ドラマ・音楽が広く親しまれており、日本文化への関心は決して低くない。
その非対称な状況を変えたいという思いが、本映画祭の出発点にある。
大草原で家畜とともに生きる遊牧民の喜びと悲しみ、ウランバートル郊外のゲル地区でヒップホップに希望を見出す若者の燃えるような生きざま——スクリーンに映し出されるのは、ステレオタイプとはかけ離れたモンゴルの「今」。
本映画祭はモンゴル映画を通じて両国の「知られざる今」をつなぐ文化的な架け橋となることを目指している。
上映ラインナップ:国際的に注目を集める7作品
本映画祭では、日本初公開6作品を含む、受賞歴豊富な全7作品が上映される。
『MONGOL』(ジャパンプレミア)

2023年/モンゴル/155分
映画『ターコイズの空の下で』で日本にもファンを持つ実力派俳優アムラ・バルジンヤムが、監督・脚本・主演を三役で担った意欲作。1910年、清朝支配下のモンゴルを舞台に、すべてを奪われた遊牧民の青年が正義を求めて立ち上がる壮大な歴史活劇。彼の闘いは沈黙する民の心に火を灯し、希望と結束を呼び覚ましていく。
『サイレント・シティ・ドライバー』

2024年/モンゴル/138分
大阪アジアン映画祭最優秀俳優賞、タリン・ブラックナイト映画祭グランプリを受賞し、2026年アカデミー賞国際長編映画部門モンゴル代表にも選出された話題作。14年の服役を終えた男が霊柩車の運転手として社会に戻り、盲目の父を持つ若い女性やチベット仏教僧との出会いを通して再生を模索する。
『狼は夜やってくる』(ジャパンプレミア)

2024年/モンゴル・ドイツ・オーストラリア/96分
シルクロード国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画、トレント映画祭審査員賞、アルピン映画祭グランプリを受賞し、2026年アカデミー賞オーストラリア代表にも選出されたハイブリッド・ドキュメンタリー。バヤンホンゴル県の草原で暮らす遊牧民の家族が砂嵐で家畜の半数を失い、都市への移住を決断するまでを追う。
『TATAR』(ワールドプレミア)

2025年/モンゴル/113分
1999年、民主化後のウランバートル郊外で結成されたヒップホップグループ「TATAR」の誕生秘話を描く実話ベースの作品。対立するギャングとの抗争を通じ、正義・野心・友情・愛が交錯するモンゴル版成り上がりストーリー。
『リモート・コントロール』(ジャパンプレミア)

2013年/モンゴル・ドイツ・アメリカ/104分
釜山国際映画祭ニュー・カレンツ部門最優秀賞、アノニムル国際映画祭最優秀長編映画賞を受賞。愛のない家庭を逃れた少年が都会のアパート屋上に住みつき、隣の建物の孤独な女性の存在に魅かれていく。ちょっとした「力」をめぐる寓話的な物語。
『Bedridden 〜寝たきりを選んだ男』(ジャパンプレミア)

2020年/モンゴル/115分
ある朝、26歳の作家志望の青年が突然「寝たきり」になることを決意する。モンゴルの人気作家G.アヨルザナの中篇小説に着想を得た作品で、壊れた家庭と婚約者との間で揺れ動く孤独な青年の内面を繊細に描く。
『SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男』(ワールドプレミア)

2025年/モンゴル/60分
古来モンゴル人の勇気と叡智の象徴であるハヤブサ。ウランバートル郊外に暮らす男が野生のハヤブサを半年かけて訓練し、伝統的な鷹狩り文化の復興に挑む姿を追ったドキュメンタリー。法律と伝統、二つの価値のはざまで問われる選択を丁寧に映し出す。
開催概要
会期: 2026年6月6日(土)〜1週間限定
会場: 第七藝術劇場(大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポートシティビル6F)
公式サイト: https://mongolianfilmfest.com/
主催: 日本モンゴル映画祭実行委員会/株式会社マグネタイズ/株式会社NOMADZ
後援: 駐日モンゴル国大使館


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