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田辺・弁慶映画祭グランプリ受賞作映画『竜宮の誘い』6月17日より関西エリアでの上映が決定!

第19回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞し、同映画祭史上初のサスペンス映画によるグランプリ受賞という快挙を成し遂げた映画『竜宮の誘い』が、関西エリアでの上映を迎える。

6月17日・18日のテアトル梅田での限定上映(舞台挨拶予定)に続き、6月27日からは第七藝術劇場での公開もスタート。

品川ヒロシ、木村ひさし、篠原哲雄ら映画監督からも推薦コメントが寄せられた、今注目の一本だ。

キャバクラ勤めの青年が、一台のスマートフォンから深淵へ堕ちていく

(C)Yamada Jun/Cinemago

主人公のサトウ(演:戸張瞬)は、キャバクラで日々働きながら、『人を喰いたい』という欲望を内に秘めた青年。ある日、偶然拾ったスマートフォンをきっかけに、謎の男たちから闇バイトの運び屋を強いられることになる。違法だが金になるその仕事を続けるうち、サトウの食人願望はただの妄想から現実へと姿を変え始め、彼を破滅へと引きずり込んでいく。

監督・脚本・製作を務めるのは山田純。人間の内面に潜む狂気と社会の闇を鋭く切り取る監督が、主演に戸張瞬を迎え、深淵に堕ちていく主人公の緊張感と破滅的な衝動を鮮烈に描いた。

戸張瞬にとっては初主演・映画デビュー作でもある。「間違いなく代表作と言える”異質”な作品に出演していることを光栄に思う」と本人もコメントしている。

(C)Yamada Jun/Cinemago

品川ヒロシ、木村ひさし、篠原哲雄ら映画監督が推薦

(C)Yamada Jun/Cinemago

本作には複数の映画監督から推薦コメントが届いている。(以下、抜粋コメント。順不同・敬称略)

「自分が犯罪に関わったとしたら、全ての人が怪しく不気味に見える。だけどそれを映像にするのは難しい。本作はサイコホラーとして全ての人物が景色が建物が、一見普通の人々が不気味に見える。電車や車の移動中も全てを不気味に感じさせる。緊張感の解けない映画。」

── 品川ヒロシ(映画監督)

「この作品の感想は難しい。それは、作品に出てくるキャラクターに一切の感情移入が出来ないからだ。自分に当てはまるものが、ひとつもない。なのに観始めたら目が離せない。共感するものが、ひとつも無いキャラクターたちが持つ生きている事のリアリティが、この映画のラストを目撃しなくては我慢出来なくさせているのか。ひとつ言える事は、覚悟を持って観ることをお勧めします。」

── 木村ひさし(映画監督)

「そのロマンチックなタイトルから想像される荘厳な響きとは些か違う「怖さ」と「気味悪さ」と「居心地の悪さ」に怯えながら、いつのまにか嵌っている自分がいた。飄々としながらも実は「人肉食いたい」主人公や彼の得体の知れなさに惚れ込む健気なヒロインに訪れる思わぬ展開など、全体は端正なフレームでストイックに描かれながら、その「誘い」は哀しいけど実はユーモラスで底知れぬ。」

── 篠原哲雄(映画監督)

「ダークでありながら、海外ドラマのようなポップさとテンポある展開、危うい登場人物だらけの設定は、正義と悪の二元論で収まらずに胸が躍りました。駅での撮影や、車や夜ロケなど、フットワークの軽さをリスクと労力をかけたリアルな撮影に活かすバイタリティには驚嘆するばかりです。電車内のシーンの見つめ合いの異様な迫力には恐怖しました。」

── 酒井善三(映画監督)

関西エリアでの上映スケジュール

(C)Yamada Jun/Cinemago

本作はすでに「田辺・弁慶映画祭セレクション2026」の一環として、今年5月にテアトル新宿で1週間の上映を終えている。

関西での上映はまず、6月17日(水)・18日(木)のテアトル梅田での2日間限定上映からスタート。こちらは舞台挨拶が予定されており、監督・キャストと直接作品について語り合える機会でもある。

さらに6月27日(土)からは、大阪・第七藝術劇場での公開がスタートし、以降順次上映が続く予定だ。インディペンデント映画の発信地として知られる同劇場で、より多くの観客がこの問題作と向き合う機会が生まれる。

【作品情報】

(C)Yamada Jun/Cinemago

【映画『竜宮の誘い』(読み:りゅうぐうのいざない)】
2026年 / 日本 / カラー / 5.1ch / 92分 / DCP / R-15+
脚本・監督・製作:山田純 
撮影:近藤実佐輝 
音楽:デリス・フィールド(Delyth Field)
出演:戸張瞬、美南宏樹、伊藤広大、楠本奈々瀬、唯木美里 ほか
配給:Cinemago (C)Yamada Jun / Cinemago

【関西上映スケジュール】

6月17日(水)・18日(木) テアトル梅田 「田辺・弁慶映画祭セレクション2026」限定上映(舞台挨拶予定)
6月27日(土)~ 第七藝術劇場(大阪) 順次上映

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